~初めましてとこれからも改めてよろしくお願いしますシンガー宮脇早紀です
ウルトラロングインタビュー始めます~

神戸のメロディックパンクバンドのAnnyのボーカルとして5年間走り続けた彼女は2016.3.31に大きなどん底を知った。
「悔しかった解散」のあの印象的な言葉から空白の時間、誰もが想像しなかったバンドのボーカルからシンガーへとなった。
今だから話せる話と「イノシシカ」制作の秘話、そして彼女はこれからどんな未来を描くのか某氏のインタビュー(顔出し&名前出しNG(笑))対談ともに、宮脇早紀赤裸々インタビューをぜひご覧ください!

START

-早紀ちゃんまずは「イノシシカ」リリースおめでとうございます!-

宮脇「ありがとうございます(かなり笑顔)」

-今日は今までの写真を用意してきました-

宮脇「わーすごい!!!ありがとうございます!こう写真で見ると改めていろんなことがありましたねー!」

-話しづらいこともあるかもだけど少しずつ聞いていくね!今日はよろしくお願いします-

宮脇「大丈夫です。よろしくお願いします!」

-まずは解散してからソロになるまでの期間はどう過ごしてた?-

宮脇「解散後は心が”空っぽ”になってしまって。しばらくは部屋に篭りっぱなしの生活をしてました。でもそろそろ良くないなと思い愛用させてもらってたブランドでこっそりアパレル店員をやってました。(※現在は卒業している)」

-ほお!(驚)1番好きなブランドで働いてみてどうでしたか?-

宮脇「最初はなにもかもが新鮮でしたね。“早紀ちゃんに服選んでもらいたい”って人が徐々に居てくれるようになったことは今でも嬉しいことだったなと思います。」

-そこでまた音楽と繋がったことはあった?-

宮脇「確実にありましたね。ありがたいことにたまたまショップにきた人が”Annyの早紀ちゃんですか?”って言ってくれたり、Annyのファンの子ともばったり会ったこともありました。そのときに”早紀ちゃんもう歌わないの?”って聞いてきてくれたり、後は、お客さんと好きなバンドの話をするときに身近な仲間や先輩のファンだって聞くと嬉しいけどちょっと嫉妬もあって…笑 “これってもしかしてまだ宮脇も歌いたいんじゃないの?!”って思うことが増えてきてなんか音楽のこと考えてしまうようになって。」

-そこで歌おうと?-

宮脇「正直臆病な時間はしばらく続きました。でも、ある直感があったおかげで気付いたら歌うことに向かって走ってた。」

シンガー第1歩の楽曲提供者はまさかの憧れのギターヒーロー

-ソロ活動報告のブログみました。音楽を始める原点だったHIGH and MIGHTY COLORの音楽がたまたまipodから流れてきてカズトさんの住む沖縄までいって直接話をしに行ったというなかなかドラマみたいな話でしたよね?-

宮脇「あ、読んでくださりありがとうございます(笑)そうだったんですよね。あのときハイカラの曲が流れたのはもうほんとにすごいタイミングでした!今しかない!って今話したい!と思い話させていただきました。」

-元々直感タイプなの?-

宮脇「かなり(笑)歌は本当は歌いたかったのでそのきっかけになるには憧れのヒーローに描いてもらった曲を歌いたい!と思いました。そしたら居ても立っても居られなくなって(笑)」

-カズトさんとは元々面識はあったのかな?-

宮脇「元々は一度共通の知り合いの方のおかげでお会いしたことがありました。でもそのときは解散なんて想像もしてなかったときで、全然楽曲提供とかそんな話にもならなかったです。むしろAnnyの音源渡せて手震えてました(笑)」

-カズトさんよくいきなり話聞いてくれたね-

宮脇「勇気めっちゃいりましたし、震えるくらいカズトさんの曲を歌いたいっていうのは緊張はしました。でも熱意は誰にも負けなかった自信がありました。話を聞いてくださったカズトさんにはほんとに感謝と感激です。」

-早紀ちゃんは高校のときにハイカラの新ボーカルオーディションがきっかけでこの世界に入ったんですよね-

宮脇「はい、そうです。初めてのステージが100人近くの、しかも全員ライバルのライブハウス。それが自分にとって初ステージでした。」

-元々歌手にはなりたかったのかな?-

宮脇「いや、全然(笑)そもそも宮脇昔スーパー根暗だったんで(笑)」


根暗だと語る宮脇早紀

-え!そうだったの?!-

宮脇「ハイカラのライブの時以外は、学校終わったらまっすぐ家に帰って引きこもる高校生活でしたね。」

-そんな早紀ちゃんがオーディション受けたきっかけは?-

宮脇「“ハイカラが生き甲斐だからこそ挑戦してみようかな”って。きっと自分自身変わりたかったのかなと思います。」

-今でもオーディションのこと覚えてる?-

宮脇「もちろん!エントリーナンバー51番でした(笑)」

-落ちたときにどんな心境でしたか?-

宮脇「今まで歌を歌ったことなかったくせになんかすごい悔しかった。わたしが一番ハイカラ好きなのに!って(笑)好きだけじゃダメなことを知りました。でも、こんな悔しいなら本気で別の形であっても音楽を夢にしていこうと思いました。」

-もしあのときハイカラ新メンバーオーディションがなかったら早紀ちゃんはどうなってたんだろう?-

宮脇「ずっと根暗なまま部屋に引きこもってたんじゃないかな?わりとりあるに(笑)」

-そもそも早紀ちゃんってハイカラファンのガチ勢だったと聞きました-

宮脇「それはもうだいぶガチ勢でした。」

-それってどれくらい?(笑)-

宮脇「全国各地ライブ行って、入り待ち、出待ちしてサイン毎回もらうくらいです!(笑)」

-そのメンバーの中でもカズトさんの曲を歌いたかった理由は?-

宮脇「ハイカラの曲もちろん全部好きなんですけど、特にカズトさんの楽曲のファンでそしてカズトさんの奏でるギターのファンだったっていうのが理由です。」

-シンガー宮脇早紀になって1番最初にできた曲がエガオミライだったんだね-

宮脇「はい。そうです。」

-聴いた時の印象は?-

宮脇「いやもうほんとに宮脇早紀の“これから”を見せてくれました。 ライブハウスで歌ってるのが想像できたのでその瞬間にライブハウスにスケジュール押さえる電話しました(笑)」

-え!一曲しかできてないのに?-

宮脇「はい。もう居ても立ってもいられなくて(笑)」

-猪突猛進精神がすごい!-

宮脇「あの瞬間からイノシシの性格が出てきたのかなと(笑)」

-早かったよね。ライブ決まったの!-

宮脇「ですね、早かったと思います。一曲しかできてないのに(笑)カズトさんが1番大変だったと思います、間違いなく(笑)」

-音源発売より先にライブをしたのが印象的だったよ-

宮脇「正直ソロでやるって決めてからはなにもかもが決まるのが早かったです。それはなによりライブハウスに早く帰りたかった気持ちがどんどん大きくなっていって。カズトさんにも“早紀ちゃんにとってライブハウスがどれだけ大事な場所ってわかったよ。”って言ってもらえて嬉しかったです。」

-ツキキョリノコイもカズトさんから提供してもらった唯一のバラードの曲ですね-

宮脇「ツキキョリノコイは最初歌詞からできました。宮脇めったに恋愛の曲って書かなくてしかもいつも歌詞に出てくる主人公はいつも俗に言うかわいそうな人(笑)今回も俗に言うかわいそうだけど自分的には切ないのが書けました。」

-今回ツキキョリノコイのテーマはどう言ったことを思って書いた曲ですか?-

宮脇「距離が遠いって色んな捉え方があると思ってて、例えば近すぎて逆に伝えられず遠くに感じたりとかほんとに一目惚れしてしまったぐらいの0からの距離なのかそれはもう自分なりに当てはめてもらって聴いてもらえたら最高です。」

-そんな憧れのヒーローからの楽曲提供が実現した今を考えたらどんな心境ですか?-

宮脇「一言で“生きててよかった”これにつきます。あー!でもこれも言いたいなぁ。“その時叶わなくても続けてれば必ず別の形で叶うときは来る”」

バンド時代からの先輩との再会

-今回更に楽曲提供に加わったズシトモユキさんについて聞かせてください-

宮脇「ズシさんは元々バンド時代からの先輩です。元々ズシさんも別でバンドされてたんですけど、今は関東で作曲家として活動されてます。」

-ズシさんから楽曲提供になったきっかけは?-

宮脇「ズシさんの共通の知り合いとわたしがすごい仲良くてその繋がりもあり、再会させてもらい近況話してるときに楽曲提供の話になりました。」

-今回ズシさんの曲を歌ってみてどうでしたか?-

宮脇「ズシさんの曲って唯一同期があるんですけど初挑戦だったんでどうなるか最初はドキドキしました!でもバンドサウンドをすごい大事にしてくれつつ新しい宮脇早紀の世界を産み出してくれました!」

-確かに“新しいけどかけ離れない”イメージ曲でしたね-

宮脇「実際に早速ズシさんって何者??って気にかけて応援してくれてるマニアック勢(宮脇早紀ファン)がいてくれてて。自分からそうやって知りたいと思ってくれるの嬉しいですよね!」

-早紀ちゃんから見てズシさんの印象は?-

宮脇「こうしたい!ああしたい!とかいう要望をちゃんと聞いてくださって更にそこでズシさん節も出してくれて。今回ズシさんの作るジャンルは自分もやりたかった曲調だったんで歌えて嬉しかったです。」

-一緒に作品を作り上げてみてどうでしたか?-

宮脇「今まではあまり絡みがなかった先輩後輩だったけど、ほんとに作品通して色んなことを教えてもらいましたし、ズシさんは今多数の楽曲提供のお仕事されてるので刺激受けます。活躍されて忙しい中でもお願いしてよかった!って思います。」

-続けてたからこその再会だね-

「まさにそうですよね。ほんとに続けてたからまた音楽で再会できました!」

-ハジマリノオト、ビッグスピーカーはまた色が違っておもしろいね-

宮脇「そうなんですよー!」

-ハジマリノオトを聴いたときの印象は?-

宮脇「1番最後にできた曲だったけど聴いた瞬間この曲からイノシシカを始めたいと直感で思い一曲目に持ってきました。」

-歌詞もまさに一曲目にふさわしい始まるをテーマに書いた印象を受けたんだけど、どう?-

宮脇「まさにそうですね。実はサビに出てくる“いらない もうなにもいらない 叶えたい”って歌詞はレコーディング本番のその場に立っても歌詞がなかなか決まってなくて、今のりあるな気持ちをそのまま歌ったらめっちゃ納得して(笑)なにもいらないからせめてこの夢だけは叶ってくれー!って気持ちをそのまま込めました。」

-まさかの秘話をありがとう!(笑)ちなみにそれに比べてビッグスピーカーめっちゃバンドサウンドだね!-

宮脇「歌詞はもちろん全曲好きですけど個人的にはビッグスピーカーの歌詞とサウンドはまじで気に入ってます(笑)今まであんまりこう言った歌詞に関しては書いたことなかったから(笑)」

-ストレス社会をテーマにでいいのかな?-

宮脇「はい!イライラしたら宮脇はいつも爆音で音楽流すんですよ。そしたら不思議となんかその世界に入り込めて結構イライラ無くなります(笑)その度に音楽最高すぎーー!っていつも思うからストレス社会に負けない音楽をずっと作りたくて。そしたらビッグスピーカーのサウンドはまさに自分がイメージしてたもので。元々あったイライラしてたときに書いてあった歌詞とすごいマッチして出来ました!」

-あ、じゃあビッグスピーカーは元々歌詞があったんだね-

宮脇「はい!iPhoneの歌詞フォルダがあって仮で“イライラ”って名前で保存してました!(笑)」

-ライブで盛り上がりそうだね-

宮脇「誰かのストレス解消できたら最高ですね!」

サプライズ発表だった元メンバーからの楽曲提供

-これはびっくりでしたね!まさかの!!!-

宮脇「サプライズにしたことでしたね(笑)」

-個人的な想像だったのですが竹田まさるさんと早紀ちゃんは解散後バンド組むと思ってた-

宮脇「よく言われます(笑)」

-解散後その話にはならなかった?-

宮脇「いや、実は宮脇の中でも解散決まった後も、バンドをやるならまーくん(竹田まさる)とだと思ってました。」

-それでも組まなかった理由があった?-

宮脇「実際に解散後まーくんには“もう一度バンドやろう!”って意思を伝えたんですよね。でもまーくんはAnny解散が決まって一旦は音楽とは別の目標に向かいたいって言っててまーくんの新たな目標を応援しようと決めました!それで別の道を進もうとなった感じです。」

-自分と竹田まさるさんのバランス感はバンドの中ですごい武器だったと以前早紀ちゃん自身がSNSで話してるのが印象に残ってます。そんな竹田さんと別の道に歩くことはだいぶ不安だったんじゃない?-

宮脇「やっぱまーくんはメンバーの中でもバンドのリーダーとして1番なんでも話せてたし、Annyの片割れだとも当時から思ってたし、まーくんの楽曲のファンだからこそそりゃ本音言うと寂しくてその瞬間はめっちゃ泣きましたけどね(笑)」

-また新たに別の人たちとバンドやろうとはならなかったんだね-

宮脇「そう。ありがたいことにいくつかバンドのお誘いいただいたんですけど、まーくん以外とバンドやるのはやっぱなかなか想像できなかった。」

-それでシンガーの道に-

宮脇「はい!そうですね。やるなら一人でやってみようと。Annyから教えてもらったことをこのままやっぱり終わらせなくて一人でシンガーとしてやる決意をしました。」

-竹田まさるさんは早紀ちゃんのソロに関しての反応は?-

宮脇「バンド時代のときってまーくんからはあんまり褒められたこと無かったしむしろリーダーとしてよく怒られてたんですけど(笑)ソロでやるって話をしたときに“早紀は絶対大丈夫や”って言ってくれたんですよね。あの言葉すごく背中を押してくれてます。」

-楽曲提供の話はすぐに進んでいったの?-

宮脇「いえ、正直こんな早く実現するとは。でも簡単に決めたことでもなくて。わたしたち解散を選んだ人間がまた一緒に音楽をするには形が違うとなっても賛否両論が別れるのはすごい覚悟しました。」

-そんな中今回実現したきっかけは?-

宮脇「宮脇早紀としての復活祭ライブでAnnyを応援してくれていたアニキチ(ファン)たちからのお手紙がきっかけです。そのお手紙に何人かの子たちが同じことを書いてくれてたんですよね。“まーくんとまたいつか音楽してください”とか“解散してもまーくんと早紀ちゃんの絆は本物だと思う”って言葉があって。このことをまーくんに伝えるかも最初は悩みに悩みました。でも、これを伝えてくれたアニキチもきっと勇気がいったと思った。そして求めくれてるならできるだけ生きてるうちに答えたいなと思いました。きっとまーくんもどこかで同じ気持ちなんじゃないかな?って。」

-悲しい想いを100パーは埋めれなくても少しでも答えたかったんだね-

宮脇「Annyを好きでいてくれてた子達にはずっと感謝でいっぱいです。それに、宮脇の意思とも重なった。ラストライブも新曲もAnnyとしと届けれなかったことは不完全燃焼でほんとに悔しかった。だからといってAnnyを復活するのは現状では不可能なので、今宮脇早紀として竹田まさるとできるのは、ソロの宮脇早紀に竹田まさるから楽曲提供してもらうことだなと。」

-楽曲提供の話をしたときのまーくんの反応は?-

宮脇「まーくんは最初とまどいもあったのかなーというのが正直なとこでしたね。でも段々徐々にキラキラしてて、あの瞬間は竹田まさるおかえりだったなぁ(笑)とても真剣に楽しんでくれて兵庫の西宮の海で早朝に寒すぎる中二人で歌ってたのはなんか懐かしかった!」

-ラナニーア~勇敢な君へ~を聴いた感想は?-

宮脇「もうメロ聴いたときは鳥肌と安心感でいっぱいでした。歌詞は地元の道を歩いてるときにメールで来たんですけど、忘れもしないです。信号待ちの時に大号泣しましたね。なんかこの人とバンドやっててよかったなと思いました。ちょうどそのときソロになって大きな孤独を抱えてる自分もいたりして。そんなときにラナニーアの歌詞にはほんとに勇気もらいました。」

-三年ぶりに竹田まさるの曲を歌ってみてどうだった?-

宮脇「勇気をもらった分同じように勇気を与えれる歌を歌おうと思った。“熱い曲、最高の応援歌をありがと、リーダー!”って泣きながらライン送りました(笑)」

イノシシカについて

-「イノシシカ」のレコーディングどうだった?-

宮脇「久々のレコーディングスタジオはやはりかなり緊張しました。始まるんだなーここからって!でも魂込めて歌えてかなり幸せでした。」

-できあがったときの感想は?-

宮脇「できた...って鳥肌でした。実は完成が予定より遅くなってしまって。色々あったからこそ最後やっと納得したものができたときは涙出ましたね。エンジニアさんの畑田さんとけんやさんにほんとに感謝です。」

-今回のジャケットはAnny時代から描いてくれてた福井伸実さんが担当してくれたんですよね。福井さんと早紀ちゃんって長年の親友なんだとか-

宮脇「そうなんですよ、高校生からの付き合いで。今回も伸実にお願いしました。彼女以外はむしろ考えてなかったです(笑)」

-ジャケットは早紀ちゃんが福井さんにアイデアを提案して言った感じなのかな?-

宮脇「伸実にしか描けない宮脇早紀のジャケットを描いてほしい”とお願いしました。彼女の感性に絶対信頼を寄せてるからこそお願いできました。まさに伸だから描ける宮脇早紀を描いてくれたと思ってます。」

-いい関係性なんだね-

宮脇「だいぶ(笑)やっぱ伸実とは高校生から絵描きと歌手になろーね!って当時から言ってて未だに互いにそこに携われてるのはすごいことだと思ってます。」

シンガーの第一歩のライブとバックバンドのサポートメンバーについて

-シンガーになってもバンドセットにしたことに理由はある?-

宮脇「ソロになるって決めても揺らがなかったのがバンドサウンドでやりたい気持ちでした。スタートラインに立つ自分にとってはバンドセットはとても必要なことでした。」

-バックバンドのメンバーがなかなかそーきたか!みたいなおもしろいメンツで結構自分の周りも話題にしてたんだけどバックバンド選ぶ基準って?-

宮脇「バックバンドに関しては結構こだわりが強いです。ソロなんだけど、シンガーなんだけど、バランスとか曲のイメージとかそんなこといっぱい考えて選ばせてもらってます。」

-今まで結構な人数とスタジオ入ったりしたの?-

宮脇「しましたねー。鏡とか見てバランス決めたり淡々と音鳴らすだけではなく話すことも大事にしてて熱意や信頼で決めさせてもらったり。」

-ファンのみんなも楽器隊をチェックしてくれるようになった-

宮脇「そうなんですよね。嬉しいことです。ソロだから楽器なんて弾けたらなんでもいいって言葉よく聞くんですけど、確かに主役はボーカルです。でも宮脇は自分の歌を生かしてくれる人は自分の身体の一つやと思ってて。最近はバックバンドメンバーの本バンドのライブに行ってきたって報告受けたりもしてほんとに嬉しい!(笑)宮脇早紀から興味を持ってくれてたのは尚更嬉しいですよね。」

-まずはソロ一発目の復活。神戸と下北沢公演について-

宮脇「神戸と下北沢での復活祭はバックバンドメンバーを沖縄、東京、和歌山かは集まってもらいました!それはほんとにたまたまだったんですけどね(笑)あのメンバーでの化学反応を見て見たかったし、わたしの第一歩にはこのメンバーが必要でした。さっきも言ったけど、自分なりにスペシャルな祭りにしたかった。それに参加してくれたりえちゃん、ひこさん、とみー、そしてスペシャルゲストとしてカズトさん。自分がバンドやってきたからこそ見れた化学反応でした。第一歩に力を貸してくれてほんとに感謝です。」


2016年12月3日@宮脇早紀復活祭神戸ARTHOUSE
左から、ドラムHiko(ex.my-Butterfly)ベースRIE(ALTERNATIVE MEDICINE)ギターカズト(ex.HIGH and MIGHTY COLOR/TEAMLIGHTS)


2017年3月17日@宮脇早紀復活祭下北沢251
左から、ドラムとみー(WAFY)ギターカズト(ex.HIGH and MIGHTY COLOR/TEAMLIGHTS)ベースRIE(ALTERNATIVE MEDICINE)

-宮脇早紀の復活祭の神戸編と下北沢編でのライブは振り返ってみてどうでしたか?-

宮脇「実は…シンガー1発目の神戸編はほんと緊張でしばらく一ヶ月前からずっと吐いてました(笑)」

-えー!!!どうした!!?-

宮脇「やっぱり1番はシンガーとしての初めてで久々のステージは緊張からの怖さが言葉に表せないくらい凄かった。」

-そんな緊張いっぱいだった神戸の公演も下北沢の公演もファンのみんな早紀ちゃんのまっすぐで正直なMCで泣いてたよ-

宮脇「素直に話して宮脇泣いてしまって。そしたら応援してくれてるみんなの顔見て更に泣いてしまいましたね。ほんとみんなも色んな気持ちがあった中、ここに居てくれてありがとうって。」

-復活祭が無事に成功して現在拠点にしてる関西でのサポートメンバーとの出会いは?-

宮脇「復活ライブを終えて、“これからを”考える時間を作りました。自分が関西在住ってこともあり今よりも頻繁に集まれるメンツを集めたらもっと音楽と向き合う時間が増えると 思い集まったのが今の関西で決まったサポートメンバーです。バンドサウンドが鳴らしたいからこそバンドを実際やってる人たちを集めてみようと思いました。」

-斬新だよね、だって今のメンバーってスケジュールとかすごいよね?-

宮脇「はい、奇跡の日ですよね(笑)」

-スタジオ入ってビビときたんだ!-

宮脇「そうですね、演奏にすごい想いが伝わってきたというか。なんか回数重ねたらおもしろいことなりそーって。」

今年の夏から今回のイノシシカツアーもサポートしてくれることが決定した
左から、ベースrevege my LOSTマーシー、ギターPANIC in the boxつっくん、ドラムMELLOWSHiP tatsuya

-もうこのメンバーになってから結構経つ?早紀ちゃんは今のバックバンドメンバーのことを“愉快な仲間たち”と呼んでるよね-

宮脇「愉快な仲間たちとは今年の3月からスタジオ入り始めてたんですけど、軸は最初ドラムのMELLOWSHiPのたつやさんから決めました。一度Annyのときサポート頼んだときから めっちゃ最高なドラマーだと思ってて。スケジュール絶対やばいと思ったけど後悔したくなくてお願いしたら引き受けてくれました。たつやさんは表情と身体でもドラムを表現するところがほんとに凄いんですよね。今ではみんなのお兄ちゃんです(笑)
ギターのつっくんは元々サポートチームになる前からおもしろいギター弾く子だなと陰ながら思ってて(笑)PANIC in the boxの前から音楽の専門学校の後輩だったけど会話したことまったくなかった(笑)一緒に音楽やってみてほんとに彼には天性をすごい感じることが多いですね。ステージに立ったとき華がすごい。宝箱を開けたときの感覚みたいな、ギターを求めたらそれにちゃんと即で答えてくれるような子ですね。
マーシーはrevege my LOSTでもちろん知ってたんですけど、直接話したことはなくて。MV改めてみた印象は見た目怖(笑)ってなったんです(笑)でも、スケジュールのことで初めて電話で連絡をしたのが初会話だったんですけど驚くほどにポップな人間でまじでびっくりしました(笑)ベースフレーズで結構無理な注文しても絶対無理とは言わないし、「任せろ」的な感じで言ってくれて、関西チームの最高のムードメーカーでも居てくれてます。話しやすくて、よく背中押してくれます。最近気付いたんですけどだいぶ天然です(笑)
それぞれ勢力的にバンドをしてる中多忙なスケジュールで引き受けてくれたことにほんとに感謝してます。」

-これからも早紀ちゃんが選んだ化学反応楽しみにしてます-

宮脇「はい!(笑)色んな人と音を鳴らして自分自身の歌の表現も広げて行きたいですね!」

「イノシシカ」リリース決定

-音源を出すきっかけになったことって?-

宮脇「以前から応援してくれた子たちがみんな就職や結婚とか住んでる街が変わったりとかでライブハウスに来れなくなる環境が増えたことを貰った手紙で知って。今自分が近くでその人たちに寄り添える音源を作りたかった。」

-発表できたときどうでしたか?-

宮脇「頭がパンクするくらいイノシシカのリリースタイミングとかをずっとずっと考えてきてたので、発表できたときはホッとしたと同時にそのときはレコーディングまだ始まってなかったから気持ちが改めて引き締まりましたね」

宮脇早紀にとってファンの存在

-インタビューしてくうちに早紀ちゃんはなにかを決断するとき自分のことと同じ様にファンの存在も常に考えていて、だいぶ早紀ちゃんにとって大きな存在に感じた-

宮脇「ファンの人のこと宮脇はマニアック勢と呼んでるんですけど。不思議なもんで応援してくれてる人は家族より親友よりなによりなんか素直にいられる存在なんですよね(笑)」

-それ凄いね(笑)-

宮脇「最近改めて思うんですけどほんとに絆にすごい自信があるからこそ音源出さずにライブすることが今までできたと思ってます。」

-ライブも音源もファンの方との絆があったからなんだね-

宮脇「常に考えてますね。自分が音楽できてるパワー貰ってる分どうやったら音楽で喜んでくれたり寄り添えるかなって。」

宮脇早紀が描くエガオミライ

-早紀ちゃんは歌に関してなんかこだわってることありますか?-

宮脇「音楽を始める前から私は自分で曲を作ってるボーカリストよりも誰かが作った曲を自分のものにしてるボーカリストに憧れることが多くて。特にピンボーカル(楽器を持たないマイクだけで歌うボーカル)ですね。改めてそれに気付かせてくれたのはROTTENGRAFFTYの「70cm四方の窓辺」のレコーディングに“女性の声”として担当させていただいたときだったんですけど、ROTTENGRAFFTYのKAZUOMIさんにレコーディングで初めて直接お会いして“こういう気持ちで作ったからこういう気持ちで歌ってほしい”というお言葉を頂きました。女性の声担当した宮脇にもそうやって伝えてくれたことがすごくうれしくてそのときになんかやっぱ宮脇は人が想いを込めて作った曲を自分も一緒に想いを乗せてこれからも歌いたいなって。」

-シンガーだね、まさに-

宮脇「そうですね、元々バンド時代からその気持ちはいつも大きくて。多分元々シンガー寄りの考え方なんでしょうね。でも伝えたいことはちゃんと伝えたいみたいな(笑)」

-今後の目標などはありますか?-

宮脇「今は、“シンガーソングライター”でもなく“バンドボーカル”でもなく“シンガー”になりたい想いが日に日に強くなりました。ちょっとパワーのあるシンガーに。」

ツアーに関して

-今回東名阪でのライブでの意気込みをお願いします-

宮脇「今まで応援してくれてたマニアック勢にはほんとに引き続きついてきて欲しいなと思ってます!!!!そして、新しい出会いも大事にしていきたいツアーにしたいと思ってます。緊張してます。。(笑)でも早くライブしたい!」

-ファイナルの2018.1.21の下北沢251では初のロングステージということで-

宮脇「はい。これからの通過点であり大きな挑戦になるかと思います。新曲もやりたいな...と!今回のロングステージのタイトルが“猪突猛進の通過点”なんですけどこのタイトルにふさわしいステージにしたいなと、思います。」

最後に応援してくれてる方にメッセージお願いします

宮脇「はい!改めていつもほんとに応援してくれてありがとうございます。Annyが解散してシンガーになった宮脇を受け止めきれないって言葉も聞くことも少なくなかったこの一年半。そんな気持ちを知れたからこそ今でもついてきてる人、シンガーの宮脇早紀になってから好きになってくれた人たちへの奇跡を感じることができました。今、宮脇早紀は心底音楽続けてきて幸せだと言えます。これからも喜怒哀楽にどうか突進させてほしいなと思います。ずっとよろしくお願いします!どうかイノシシカ買ってくれーー!!!(笑)そいで思いっきり音楽で寄り添わせてくれーー!!ツアーで待ってます!」

最後に余談と次作予告?!

-ねぇ、早紀ちゃん、早紀ちゃんって結婚願望とかはないの?-

宮脇「え!!!!ない!!!!(笑)まじでない!!!!!なんか、ほんとにとにかく音楽したいって気持ちがなにより強くて。音楽をして10年間自分でもやばいなとは思うんですがなにをしてるときも考えるのは良くも悪くもほぼ音楽のことだけで。だから結婚は考えたことないですね!(笑)」

-やっぱ早紀ちゃんって結果猪突猛進だな-

宮脇「まっすぐにしか走れないってかなり不器用ですけどね(笑)」

-ちなみに2枚目のアルバムって?-

宮脇「出したい!(即答)次の楽曲提供してくださる方も実は既に決まってて…あー早く誰か言いたいです!!(笑)」

-うわ!インタビュー最後に気になることぶち込んで来たね(笑)-

宮脇「今回がバンドサウンドテーマだったんでせっかくシンガーになったからには今後色んな曲にも今後挑戦したいですね!もちろん引き続きバンドサウンドもありきでね!」

-今後もますます楽しみだ!今日はほんとにありがとうございました-

宮脇「いや、こちらこそです。ほんとにありがとうございました!!」

インタビュー対談某氏×宮脇早紀
撮影 瀧茉衣子
場所 大阪堀江